弦楽ライフ向上運動

会うは別れの始めなり

アンサンブルをやるのに、気の合った同じ顔ぶれが揃うことはありがたい。
余計な決め事が要らないし、遠慮なく意見の言い合いもできれば、息の合う合奏も楽しめる。

が、そういう期間は決して長くは続けられないように世の中はできている。同じメンバーを3年も維持できれば良い方だろう。
転勤や結婚に伴う引っ越しで離ればなれになったり、出産・育児で時間がとれなくなったり、急に興味が失せてしまう人が出てきたり。グループメンバーの離散集合はロック・ポップスの世界だけの話ではない。

もしそうしたことが起きたなら、残った人たちはどうか精一杯明るく、出ていく人や休む人を送り出して上げて欲しい。一緒に弾けなくても友だちであり続けることに変わりはないのだから。

一方、違うメンバーとの新しいアンサンブルを組むことにも躊躇をしないでもらいたい。
去った人への気兼ねなどもあるのだろう。1人のメンバーの離脱をきっかけに、アンサンブルをまったくやらなくなってしまうアマチュア奏者がよくいるが、もったいないことだ。
お薦めは、従来のアンサンブルの名前や枠組みはそのまま残したまま、気にせず新しいアンサンブルを立ち上げること。これまでのアンサンブルは、また仲間が戻ってくるかもしれない「いつの日」かのために、思い出とともに休ませておいてあげよう。

多くの現代人にとって、3、4年後のライフスタイルを正確に予想することはほとんど不可能だ。その場面その場面でどん欲にたくさん弦アンサンブルを楽しんでいこうじゃありませんか。

練習会場探しに知恵はあるか

練習会場探しは結構な大仕事である。
お金に糸目をつけずに高級な有料会場をとれる身分なら良いが、一般大衆はそういうわけにもいかないだろう。
管理人にもたいした知恵はないのだが、思いつく話を並べておきたい。

なんといっても安いのが公共施設。
音楽専用の部屋があれば最高だが、そういう贅沢な設備は都市部に限定されるかもしれない。会議室や和室でも音出しを許してもらえるケースは多いので、ともかく事務の人と折衝しよう。
このときのポイントは「管楽器無し・電気楽器無し・弦のみ」と説明すること。弦楽器は他の楽器に比べると静かであることを知っている人は多いので、管楽器団体には絶対に貸さない部屋を貸してくれる場合がある。使用楽器の種類まで使用規則に書いてあるような施設はあまりない。なにごとも交渉であることを覚えておきたい。

学校関係者がメンバーにいる場合には、休日の学校を借りる交渉もしてみたい。確率は低いが、うまくいけば無料で良い施設を使える可能性がある。
その他の公共施設も含め、とにかくなんでもコネを最大限利用して交渉する価値がある。その際、「年に1回の音楽教室実施」など、地域の文化振興に協力するボランティア団体であることを強調するのはよい戦術だ。演奏披露の場を確保することにもなるし一石二鳥と言えなくもない。
ダメもとでいろいろとあたってみよう。

演奏披露と言えば、ひとつの定番が喫茶店や料理店とのコラボだったりするのはご存じの通り。店の客寄せ代わりに演奏会を開かせてもらうパターンだ。
さて、それがうまくいったとして、本格的な料理店の場合には必ず開店前の「仕込み」の時間がある。ちゃんと仲良くなれたなら、この仕込みの時間に場所を借りて練習をすることができるかもしれない。土日の昼からの営業用に土日の朝が仕込みだったりするとありがたいところ。
もっとも、普段から足繁く通い、自分たちもその店にたくさん投資をしてあげるような間柄である必要はある。

カラオケルームはVcあたりは入りきらないような狭い部屋が多いが、そのお店の部屋の構造を理解しているなら「アリ」だろう。ほとんどの店は、弦楽器だけなら文句は言わない。ただ、どうしても単価は高くなってしまうのが難点。

そして、メンバーの自宅というのは、最後の手段。演奏する側の家人はよいが、それ以外のご家族や周囲の家々は本当に歓迎してくれているだろうか?
よく考えたい。

練習場所の確保は難物だ。それゆえ、弦楽器を趣味とする人の多くにとって、マイホームを買い防音設備つきの音楽室を持つことが夢となり得るのだろう。

弦楽作品を残した主な作曲家

弦楽アンサンブルの世界を豊かにしてくれたクラシックの作曲家たちよ、どうもありがとう。
弦楽館本館用に、通常のアイウエオ順ではなく英語表記アルファベット順のものを準備したので、ご紹介。

Akutagawa, Yasushi:アクタガワ(芥川也寸志)[1925-1989] 『文豪芥川龍之介の三男にして戦後日本を代表する音楽人の一人。ソ…』
Albinoni, Tomaso Giovanni:アルビノーニ[1671-1751] 『「アルビノーニのアダージョ」で有名なイタリアバロックの巨匠…』
Alwyn, William:オルウィン[1905-1985] 『ブリテンと同世代の英国作曲家。映画音楽を多数手がけた。フィギアスケートのミシェル・…』
Anderson, Leroy:アンダーソン(ルロイ)[1908-1975] 『「タイプライター」、「シンコペーテッドクロック」、「そりすべり」など…』
Arensky, Anton Stepanovich:アレンスキー[1861-1906] 『リムスキー=コルサコフの弟子。だが、作風的には師匠よりも…』
Arnold, Malcolm:アーノルド[1921-2006] 『第二次大戦中のロンドンフィルなどでトランペット奏者として活動後、作曲・指揮に従事…』
Arriaga, Juan Crisostomo:アリアーガ[1806-1826] 『夭逝したスペインの作曲家。作者18歳の年に出版された若々しい弦…』
Bacewicz, Grazyna:バツェヴィチ[1909-1969] 『ポーランドの女流作曲家。 ヴァイオリンやピアノの腕は一流で、弦楽器作品も多…』
Bach, Carl Philipp Emanuel:バッハ(カール・フィリップ・エマニュエル)[1714-1788] 『J.S.バッハの二男。ハイ…』
Bach, Johann Christian:バッハ(ヨハン・クリスティアン)[1735-1782] 『J.S.バッハの末子。イタリアで名声を得た後…』
Bach, Johann Sebastian:バッハ(ヨハン・セバスティアン)[1685-1750] 『バロック音楽を集大成した音楽史上最大の巨人。…』
Baermann, Heinrich:ベールマン[1784-1847] 『ロマン派初期に活躍したミュンヘンのクラリネット奏者、作曲家。ウェーバーと親…』
Barber, Samuel:バーバー[1910-1981] 『保守的作風の米国作曲家。「弦楽のためのアダージョ」で有名。…』
Bartok, Bela:バルトーク[1881-1945] 『ハンガリー近代音楽最大の巨人。 6曲の弦楽四重奏曲はベートーヴェンの後期の四重奏曲と同…』
Bax, Arnold:バックス[1883-1953] 『エルガーの流れを受け継ぐ保守的な英国の作曲家。 若くして才能を認められ、国内では40歳台ま…』
Beach, Amy Marcy Cheney:ビーチ[1867-1944] 『ピアニストとしても活躍したが、米国ロマン派音楽の主導者の一人で女流作…』
Beethoven, Ludwig van:ベートーヴェン[1770-1827] 『古典派を総括した大作曲家。「運命」「田園」「第九」交響曲、「皇帝…』
Berg, Alban:ベルク[1885-1935] 『シェーンベルクに師事し、共に新ウィーン楽派を形成。歌劇、歌曲に本領を発揮した作曲家と言われる…』
Berwald, Franz Adolf:ベルワルド[1796-1868] 『ロマン派時代のスウェーデンの作曲家。特異な北欧風フレーズや自在な楽章構…』
Bizet, Georges:ビゼー[1838-1875] 『「カルメン」「アルルの女」などの劇音楽で知られる19世紀フランスの作曲家。若くして無く…』
Bliss, Arthur:ブリス[1891-1975] 『英国の作曲家。 当初ストラヴィンスキーらに影響を受けた先鋭的音楽を書いたが、後に伝統的な…』
Bloch, Ernest:ブロッホ[1880-1959] 『スイス出身のユダヤ人作曲家。「シェロモ」などユダヤ色の濃い作品で知られる。第二次大戦時…』
Boccherini, Luigi:ボッケリーニ[1743-1805] 『イタリアで生まれ、30歳前後からマドリードで活躍した、ハイドンと同時代の作…』
Borodin, Alexander:ボロディン[1833-1887] 『ロシア国民楽派のいわゆる5人組の一人。医業を営みつつ作曲した「日曜作曲家」…』
Boyce, William:ボイス[1711-1779] 『不毛とも言える18世紀イギリスの音楽界にあって辛うじて名前が残っている英国人作曲家の1…』
Brahms, Johannes:ブラームス[1833-1897] 『ドイツロマン派の巨匠。 ハンガリー風の通俗的・情熱的な味付けを巧みに使う他、基…』
Bridge, Frank:ブリッジ[1879-1941] 『ブリテンの師として知られるイギリスの作曲家、指揮者、ヴィオラ奏者。 近年人気が出てきた…』
Britten, Benjamin:ブリテン[1913-1976] 『20世紀英国の最大の巨匠。弦楽器仲間の間ではシンプルシンフォニーで知られるが、…』
Bruch, Max:ブルッフ[1838-1920] 『ヴァイオリン協奏曲で知られるドイツの作曲家。生前は声楽、交響作品でも知られていた他、あまり弾…』
Bruckner, Anton:ブルックナー[1824-1896] 『壮麗なブラスの咆哮を特徴とする巨大交響曲で有名。…』
Caplet, Andre:カプレ[1875-1925] 『フランスの指揮者、作曲家。ドビュッシーと親交深く、多くのドビュッシー作品の初演者として知…』
Carl Nielsen:ニールセン[1865-1931] 『近代北欧音楽の方向性を決定づけたとされるデンマークの大作曲家。…』
Carter, Elliott:カーター[1908-] 『現代米国を代表するクラシック系作曲家。初期作品以外は、ひたすら無調の厳しい作風。…』
Chaminade, Cecile:シャミナーデ[1857-1944] 『女流としては最も広く知られた作曲家の一人。ピアノ曲、歌曲等のいわゆるサロン…』
Chausson, Ernest:ショーソン[1855-1899] 『一連の歌曲とVn曲「詩曲」が有名なフランス近代の作曲家。…』
Cherubini, Luigi:ケルビーニ[1760-1842] 『イタリア出身で後にパリで活躍。パリ音楽院創設にも関与。「レクイエム」や歌劇が有…』
Chopin, Fryderyk:ショパン[1810-1849] 『ピアノ曲の帝王。英雄ポロネーズ、別れの曲、子犬のワルツ、幻想即興曲など、超のつく…』
Clementi, Muzio:クレメンティ[1752-1832] 『ベートーヴェンに影響を与えたことで知られるピアニスト兼作曲家。 イタリア生まれ…』
Copland, Aaron:コープランド[1900-1990] 『20世紀アメリカの大衆音楽とクラシック音楽の架け橋を果たした巨匠。 素朴な民謡を…』
Corelli, Arcangelo:コレッリ[1653-1713] 『トリオソナタ、コンチェルト・グロッソの限られた分野での磨きぬかれた傑作曲集に…』
Crusell, Bernhard Henrik:クルーセル[1775-1838] 『フィンランドで生まれスウェーデンで活躍した古典派世代の作曲家。…』
Debussy, Claude:ドビュッシー[1862-1918] 『印象派と称される音楽分野を確立したフランスの大作曲家。…』
Delius, Frederick:ディーリアス[1862-1934] 『イギリス生まれで20台半ばからパリ在住。北欧、印象派の影響を見せるセンチメ…』
Devienne, Francois:ドゥヴィエンヌ[1759-1803] 『フランスのフルート、ファゴット奏者。…』
Diamond, David:ダイヤモンド[1915-2005] 『コープランドなどと同世代の米国の保守的作曲家。…』
d'Indy, Vincent:ダンディ[1851-1931] 『教育家、民謡収集等でも著名なフランス近代音楽の作曲家。…』
Dittersdorf, Carl Ditters von:ディッタースドルフ[1739-1799] 『ハイドンと同世代のウィーンの作曲家。…』
Dohnanyi, Ernst von:ドホナーニ[1877-1960] 『ハンガリー出身のピアニスト、作曲家、指揮者。ブラームスの影響が強い保守的…』
Donizetti, Gaetano:ドニゼッティ[1797-1848] 『ロッシーニと同時代のイタリアのオペラ作曲家。…』
Durante, Francesco:ドゥランテ[1684-1755] 『ナポリ音楽界で非常な名声を得ていた教育者であり、ペルゴレージ等の師。 オペ…』
Dvorak, Antonin:ドヴォルザーク[1841-1904] 『チェコ国民楽派最大の作曲家。師であるブラームスの影響か、室内楽曲多数。 モー…』
Elgar, Edward:エルガー[1857-1934] 『「遅れてきた国民楽派」ともいうべき英国近代音楽というジャンルを切り開いた作曲家。威風堂…』
Enescu, George:エネスコ[1881-1955] 『ルーマニアのヴァイオリニスト、作曲家。管弦楽作品であるルーマニア狂詩曲が有名だが、作…』
Falla, Manuel de:ファリャ[1876-1946] 『スペイン近代音楽の最初の有名作曲家。…』
Farrenc, Louise:ファラン[1804-1875] 『フランスにおける女流作曲家の草分け的存在。器楽曲、交響曲の他、室内楽作品も多い。ピ…』
Faure, Gabriel:フォーレ[1845-1924] 『フランス近代音楽の父。パリ音楽院の院長として多数の後進を輩出。独特の色合いを持つ短調…』
Finzi, Gerald:フィンジ[1901-1956] 『寡作な英国の歌曲作家。アマチュアの弦楽合奏団を主宰したことや、18世紀英国歌曲の蒐集な…』
Foote, Arthur:フット[1853-1937] 『初期の米国楽壇の作曲家。ブラームス的な作風。…』
Francaix, Jean:フランセ[1912-1997] 『フランスの現代作曲家。非常に平明な作風で室内楽作品多数。…』
Franck, Cesar:フランク[1822-1890] 『ベルギー出身だがフランス音壇で活躍。ワグナー的な重厚でロマンチックな書法を絶対音楽に持…』
Fuchs, Robert:フックス[1847-1927] 『ウィーン音楽学校でシベリウス、マーラー、ヴォルフらに教えたことで有名。作曲家としては若…』
Gade, Niels Wilhelm:ゲーゼ[1817-1890] 『19世紀デンマークにおける最も中心的な作曲家。ライプツィッヒでメンデルスゾー…』
Gassmann, Florian:ガスマン[1729-1774] 『ハイドンと同時代のチェコ出身の作曲家。ウィーンで名声を得る。主要作品は歌劇を含…』
Geminiani, Francesco:ジェミニアーニ[1687-1762] 『イタリアに生まれ英国他で活躍した、ヘンデルと同世代の作曲家、ヴァイ…』
Gershwin, George:ガーシュウィン[1898-1937] 『ジャズの語法を大幅にクラシックの世界に持ち込んで最初に成功した作曲家。 「…』
Ginastera, Alberto:ヒナステラ[1916-1983] 『アルゼンチンの作曲家。民族的音楽で知られる。…』
Glass, Philip:グラス(フィリップ)[1937-] 『小さい旋律の塊を繰り返していく「ミニマルミュージック」の中心的存在の一人。…』
Glazunov, Alexander:グラズノフ[1865-1936] 『リムスキー=コルサコフに学んだ、遅れてきた国民楽派。ブラームスの影響も濃…』
Gliere, Reinhold:グリエール[1875-1956] 『遅れてきたロシア国民楽派。ソヴィエトバレエの創設者、教育者としても有名。…』
Glinka, Mikhail Ivanovich:グリンカ[1804-1857] 『ロシア国民楽派の父であるだけでなく、 民族音楽を西洋音楽を結合…』
Goetz, Hermann:ゲッツ[1840-1876] 『ドイツ生まれでスイスにて活躍したオルガニスト。オペラも有名。…』
Gorecki, Henryk Mikolaj:グレツキ[1933-] 『90年代の癒し系音楽ブームの中、突如交響曲第3番が西欧での人気に火…』
Gounod, Charles:グノー[1818-1893] 『声楽作品を中心としてマスネ、ビゼーなどに影響を与え、「近代におけるフランス音楽再興の…』
Grieg, Edvard:グリーク[1843-1907] 『「ペールギュント」やピアノ協奏曲が有名な、ノルウェーを代表する作曲家。…』
Haas, Joseph:ハース(ヨゼフ)[1879-1960] 『学校の先生として生計を立てる傍らマックス・レーガーに個人レッスンを受けるなどして…』
Haas, Pavel:ハース(パヴェル)[1899-1944] 『モラヴィア出身の作曲家であり、ヤナーチェクの弟子。家業の靴作りを手伝いながら広範…』
Handel, Georg Friedrich:ヘンデル[1685-1759] 『バッハと並ぶバロック後期のもう一人の巨匠。後年イギリスに渡ってから…』
Harris, Roy:ハリス[1898-1978] 『ガーシュインと同年生まれの米国の作曲家。交響作品で有名。…』
Hartmann, Karl Amadeus:ハルトマン[1905-1963] 『戦中、戦後を生き抜いたドイツの作曲家。50歳を越してから書き出した…』
Hayakawa, Masaaki:ハヤカワ(早川正昭)[1934-] 『被爆はしていないが戦時中広島に住んでいたこともあり原爆の死者の鎮魂…』
Haydn, Franz Joseph:ハイドン(ヨーゼフ)[1732-1809] 『今日イメージするような弦楽四重奏曲のスタイルを確立した弦楽四重…』
Haydn, Michael:ハイドン(ミヒャエル)[1737-1806] 『ハイドンの弟。弦楽合奏史上ではVa×2本パターンの弦楽五重奏曲ジャンル…』
Henzel, Fanny<Fanny Mendelssohn>:ヘンゼル(ファニー・メンデルスゾーン)[1805-1847] 『ロマン派の巨人フェ…』
Hindemith, Paul:ヒンデミット[1895-1982] 『ドイツクラッシック音楽史の最後の巨人とも言うべき作曲家。第二次大戦期から米国、…』
Hoffmeister, Franz Anton:ホフマイスター[1754-1812] 『モーツァルトの弦楽四重奏曲に名を残す出版者。 作曲者として…』
Holst, Gustav:ホルスト[1874-1934] 『近代英国音楽を代表する作曲家。占星術、サンスクリット文学等にも興味を示した。代表作であ…』
Honegger, Arthur:オネゲル[1892-1955] 『ドビュッシー後のフランス近代音楽を引っ張った、いわゆる「6人組」の一人だが、実は…』
Hovhaness, Alan:ホヴァネス[1911-2000] 『東洋的、宗教的色彩の強い作品を多く書いたアルメニア系米国人作曲家。長命だったこと…』
Howells, Herbert:ハウェルズ[1892-1983] 『ヴォーン=ウィリアムズの流れを汲む英国の作曲家。声楽作品で知られる。…』
Hummel, Johann Nepomuk:フンメル[1778-1837] 『ハンガリー出身でモーツァルトにも学んだ作曲家、ピアニスト。 ドイツ・…』
Ibert, Jacques:イベール[1890-1962] 『海軍士官時代の経験を活かした交響組曲「寄港地」、フルートの扱いに長けたフルート協奏曲…』
Ireland, John:アイアランド[1879-1962] 『近代英国音楽の伝統を受け継ぐ20世紀の作曲家。小編成の曲を多数残している。作風は保…』
Ives, Charles:アイヴズ[1874-1954] 『保険業を営みつつ曲を書いた米国の兼業作曲家。交響曲等が有名だが、音楽素材をコラージュ風…』
Janacek, Leos:ヤナーチェク[1854-1928] 『ボヘミアの東、モラヴィアで生涯を過ごし、特異な作風で知られる。シンフォニエッタなど…』
Johan Svendsen:スヴェンセン[1840-1911] 『グリークとほぼ同時代のノルウェーの作曲家、指揮者。管弦楽作品が多い。…』
Jolivet, Andre:ジョリヴェ[1905-1974] 『20世紀フランスを代表する作曲家の一人。美術的センスにも優れ、原始的な力強さ、エキ…』
Kalinnikov, Vasily:カリンニコフ[1866-1901] 『チャイコフスキー、ラフマニノフ等と親交があったロシアの作曲家。あまり大き…』
Kodaly, Zoltan:コダーイ[1882-1967] 『バルトークと並ぶハンガリー近代音楽の巨匠。民謡収集でも有名。…』
Korngold, Erich:コルンゴルト[1897-1957] 『オーストリア人の音楽評論家を父にモラビアで生まれ、ウィーンで神童として賞賛され…』
Koyama, Kiyoshige:コヤマ(小山清茂)[1914-] 『囃子や民謡に基づく平易な作風の長野出身の作曲家。吹奏楽作品が多い。…』
Kreutzer, Conradin:クロイツァー(コンラディン)[1780-1849] 『ロマン派初期に多数のジングシュピール(モーツァルトの魔笛…』
Kreutzer, Rodolphe:クロイツァー(ルドルフ)[1766-1831] 『フランス生まれのヴァイオリニスト、作曲家。クレゼールとも。最…』
Krommer, Franz Vinzenz:クロンマー[1759-1831] 『チェコ出身。ハンガリーで働いた後ウィーンの楽壇で活躍。クラマーシュ…』
Lanner, Josef:ランナー[1801-1843] 『ウィンナワルツという形態の創始者としてヨハン・シュトラウス1世と並び称される作曲家、ヴ…』
Larsson, Lars-Erik:ラーション[1908-1986] 『20世紀スウェーデンを代表する音楽人であり、作曲、教育、ラジオ番組プロデュ…』
Lekeu, Guillaume:ルクー(ギョーム)[1870-1894] 『わずか24歳で夭逝したベルギー生まれの作曲家。パリでフランクとダンディ…』
Ligeti, Gyorgy:リゲティ[1923-] 『ルーマニア出身の20世紀「現代音楽」の大家。ソ連の干渉が強まった50年代に西側に亡命…』
Locatelli, Pietro Antonio:ロカテッリ[1695-1764] 『イタリア後期バロックの作曲家、ヴァイオリニスト。作品としては…』
Lutoslawski, Witold:ルトスワフスキ[1913-1994] 『20世紀ポーランドを代表する作曲家。作風は、民族的なものから12音技…』
Mahler, Gustav:マーラー[1860-1911] 『ロマン派末期を代表する交響曲作曲家、指揮者。ワーグナー的音響とは異なるものを追求する…』
Malipiero, Gian Francesco:マリピエロ[1882-1973] 『20世紀イタリア楽壇を代表する作曲家。19世紀ドイツ的な曲作…』
Manfredini, Francesco Onofrio:マンフレディーニ[1684-1770] 『トレッリに師事したイタリア後期バロックの作曲家…』
Martin, Frank:マルタン[1890-1974] 『近代スイスを代表する作曲家の一人。フランス音楽の影響下から12音技法への接近を経て、独…』
Martinu, Bohuslav:マルティヌー[1890-1959] 『モラヴィア出身。母国でスークに、フランスでルーセルらに学んだ、という経歴が…』
Mendelssohn-Bartholdy, Felix:メンデルスゾーン(フェリックス)[1809-1847] 『ロマン派初期を代表する作曲家。若…』
Messiaen, Olivier:メシアン[1908-1992] 『教会のオルガニストを長年勤めたほどの強い信仰心と、自然から採譜した鳥の鳴き声を…』
Mica, Frantisek Adam:ミーチャ[1746-1811] 『チェコ出身でオーストリアの官吏を勤めつつ作曲も行った。その作品はモーツァ…』
Milhaud, Darius:ミヨー[1892-1974] 『いわゆる「6人組」の一人。多作家で、著名作曲家の中では最も作品番号数が多く400を数…』
Mozart, Lepold:モーツァルト(レオポルド)[1719-1787] 『モーツァルトの父。作曲家としては「おもちゃの交響曲」の原曲の作者と…』
Mozart, Wolfgang Amadeus:モーツァルト(ヴォルフガング・アマデウス)[1756-1791] 『クラシック音楽界最大の有名人。…』
Nordgren, Pehr Henrik:ノルドグレン[1944-] 『現代フィンランドで最も名前を知られた作曲家。民族色も交えた親しみや…』
Novak, Vitezslav:ノヴァーク[1870-1949] 『20世紀初頭に活躍したチェコの作曲家。民族色豊かな交響詩で知られる。…』
Offenbach, Jacques:オッフェンバック[1819-1880] 『いわゆるオペレッタの生みの親とも目される作曲家。ドイツ生まれだが、パ…』
Onslow, Georges:オンスロウ[1784-1853] 『フランス貴族階級出身の作曲家。生前国内では多くの室内楽作品を書いて人気もあったが…』
Pachelbel, Johann:パッヘルベル[1653-1706] 『「パッヘルベルのカノン」で知られるドイツバロックの作曲家。…』
Paganini, Niccolo:パガニーニ[1782-1840] 『ヴァイオリン演奏技術の大幅な拡大により、多くの作曲家、演奏家に影響を与えたイ…』
Parry, Hubert:パリー[1848-1918] 『王立音楽大学創生期の教授として近代イギリス音楽界の礎を作った作曲家。 弟子にはヴォーン=…』
Part, Arvo:ペルト[1935-] 『エストニア出身。「フラトレス」などに代表される「癒し系」の音楽の巨匠として近年世界的人気を博す…』
Pfitzner, Hans:フィッツナー[1869-1949] 『ドイツの後期ロマン派を代表するの作曲家の一人。ロシアにてドイツ人の両親から生まれ…』
Piazzolla, Astor:ピアソラ[1921-1992] 『近年爆発的人気のタンゴ作曲家、バンドネオン奏者。 心を動かす作品を多数書いている…』
Pierne, Gabriel:ピエルネ[1863-1937] 『フランクの弟子。指揮者、オルガン奏者としても有名。…』
Piston, Walter:ピストン[1894-1976] 『米国の作曲家、教育者。新古典風の保守的な作風。…』
Pizzetti, Ildebrando:ピッツェッティ[1880-1968] 『「古典に帰れ」を主張した20世紀のイタリアの作曲家。合唱曲で有名。…』
Poulenc, Francis:プーランク[1899-1963] 『フランス6人組の一人。近代の作曲家には珍しい流麗な旋律と機知に飛んだ小ぶりの佳…』
Prokofiev, Sergei:プロコフィエフ[1891-1953] 『ショスタコーヴィチと並びソヴィエト社会主義音楽界にとどまりつつ世界的な名…』
Puccini, Giacomo:プッチーニ[1858-1924] 『イタリアオペラを代表する作曲家。「蝶々夫人」「ラ・ボエーム」「トスカ」など歌劇…』
Purcell, Henry:パーセル[1659-1695] 『英国バロック最大の作曲家。歌劇などを中心に多方面の作品を残すが、弦楽アンサンブル関連…』
Rachmaninov, Sergei:ラフマニノフ[1873-1943] 『19世紀末から20世紀初頭に活躍したロシア出身のピアニスト、作曲家。ピ…』
Raff, Joseph Joachim:ラフ[1822-1882] 『「カヴァティーナ」1曲でのみ知られるが、実は多作のロマン派スイス人作曲家。…』
Rameau, Jean-Philippe:ラモー[1683-1764] 『クラヴサン(チェンバロ)曲、歌劇などで知られる、フランスバロック最大の作…』
Rautavaara, Einojuhani:ラウタヴァーラ[1928-] 『現代フィンランド楽壇の中で最も世界的に知られた作曲家。 オペラ…』
Ravel, Maurice:ラヴェル[1875-1937] 『ドビュッシーと並ぶフランス印象派音楽の巨星。ピアノ曲、管弦楽曲が有名だが、アンサンブ…』
Reger, Max:レーガー[1873-1916] 『ドイツ後期ロマン派の最後を飾る大作曲家。半音階的旋律が特徴的。決して長くない生涯にわたり、室…』
Reich, Steve:ライヒ(スティーブ)[1936-] 『短いフレーズの積み重ねで音楽を構成するミニマルミュージックの創始者の1人と目…』
Reicha, Anton:ライヒャ[1770-1836] 『チェコ出身で30台後半からパリに移住し、教師、理論家として名をあげた。多数の室内楽曲を…』
Reinecke, Carl:ライネッケ[1824-1910] 『19世紀ドイツのピアニスト、教育家。リストの娘コジマ(後のワーグナー夫人)に教えて…』
Respighi, Ottorino:レスピーギ[1879-1936] 『「ローマ3部作」に代表される華麗な管弦楽法と、「リュートのための古代舞曲と…』
Rimsky-Korsakov, Nikolai:リムスキー=コルサコフ[1844-1908] 『長年の軍楽隊の指導で培った効果的な管弦楽法で知られ…』
Rossini, Gioachino:ロッシーニ[1792-1868] 『「セヴィリアの理髪師」などを書いたイタリアのオペラ作家。長命だが1830年…』
Rota, Nino:ロータ(ニーノ)[1911-1979] 『ゴッドファーザー等の映画音楽で有名な作曲家。フェデリコ・フェリーニ監督作品のほとんど…』
Roussel, Albert:ルーセル[1869-1937] 『フランス近代の作曲家。元海軍士官で各地に赴いた経験からか、異国情緒的な旋律がときど…』
Rubinstein, Anton:ルービンシュタイン(アントン)[1829-1894] 『ピアニスト、作曲家、教育者としてロシア音楽史上に名を残す…』
Saint-Saens, Camille:サン=サーンス[1835-1921] 『多方面で活躍した19世紀フランスを代表する作曲家。…』
Schickele, Peter:シッケレ[1935-] 『「P.D.Q.バッハ」ブランドの冗談音楽作家として知られるが、ジュリアードで教え…』
Schmidt, Franz:シュミット(フランツ)[1874-1939] 『スロヴァキアにてドイツ人の父とスロヴァキア人の母の間に生まれたが、音楽…』
Schmitt, Florent:シュミット(フローラン)[1870-1958] 『パリ音楽院でマスネー、フォーレ他に学ぶ。 非常に長命だが、ロマン…』
Schnittke, Alfred:シュニトケ[1934-1998] 『ソ連でショスタコーヴィチを継ぐ者として名を成した後、晩年の十数年間に突如とし…』
Schoeck, Othmar:シェック[1886-1957] 『プゾーニ、レーガーに学んだスイス人作曲家。遅れてきたロマン派。歌曲作品多数。…』
Schoenberg, Arnold:シェーンベルク[1874-1951] 『12音技法の創始者として新ウィーン楽派を形成。 一般人にとってのいわゆ…』
Schubert, Franz Peter:シューベルト[1797-1828] 『歌曲王として知られるが、自らよく演奏した室内楽分野でも「鱒」「死と…』
Schulhoff, Erwin:シュルホフ[1894-1942] 『ナチのユダヤ人収容所で亡くなったチェコ人作曲家。作風も作品ジャンルも非常に多彩…』
Schumann, Clara:シューマン(クララ)[1819-1896] 『シューマンの妻にして、当時の欧州で広く名を知られていた大ピアニスト。作…』
Schumann, Robert:シューマン(ロベルト)[1810-1856] 『初期のドイツロマン派を代表する作曲家。…』
Scriabin, Alexander:スクリャービン[1872-1915] 『ショパン影響下のピアノ作品からスタートし、次第に神秘主義を標榜したユ…』
Serocki, Kazimierz:セロツキ[1922-1981] 『第二次大戦後のポーランド楽壇をリードした作曲家の一人。作風はさまざまに変遷し…』
Sgambati, Giovanni:ズガンバーティ[1841-1914] 『リスト門下のイタリア人ピアニスト。ワーグナー、ベートーヴェン等のドイツ…』
Shostakovich, Dmitri:ショスタコーヴィチ[1906-1975] 『20世紀ソヴィエト連邦を代表する大作曲家。15曲ある弦楽四重奏…』
Sibelius, Jean:シベリウス[1865-1957] 『フィンランド国民音楽の巨人。長命だが、晩年はほとんど作品を発表しなかった。若い時代…』
Smetana, Bedrich:スメタナ[1824-1884] 『チェコ国民楽派の開祖。Vaを弾いた。…』
Spohr, Louis:シュポア[1784-1859] 『ヴァイオリニストでドイツロマン派の作曲家。それなりに楽しめる室内楽を多数残す。…』
Strauss, Johann II:シュトラウス(ヨハン二世)[1825-1899] 『「美しく青きドナウ」他、幾多の名曲で知られるワルツ王。…』
Strauss, Richard:シュトラウス(リヒャルト)[1864-1949] 『ワーグナーの音響世界を引き継いだドイツロマン派の最後の大作曲家…』
Stravinsky, Igor:ストラヴィンスキー[1882-1971] 『初期の「火の鳥」「ペトルーシカ」「春の祭典」の三大バレエで有名だが、 …』
Suk, Josef:スーク[1874-1935] 『ドヴォルザークの弟子で娘婿。師の死後チェコ楽壇で指導的な役割を果たす。 ヴァイオリニストとして…』
Szymanowski, Karol:シマノフスキ[1882-1937] 『ポーランド近代音楽の最初の偉人。後期ロマン派、印象派等の影響下から次第に…』
Tailleferre, Germaine:タイユフェール[1892-1983] 『フランス6人組の紅一点。非常な長命で作品数も300を数えるが、出…』
Takemitsu, Toru:タケミツ(武満徹)[1930-1996] 『今のところ世界的な古典(=クラシック)に定着している唯一の日本人作曲家。…』
Taneyev, Sergei:タネーエフ[1856-1915] 『若くからモスクワ音楽院で教職につきラフマニノフ、スクリャービン、プロコフィエフを…』
Tansman, Alexandre:タンスマン[1897-1986] 『ポーランド出身だがフランスで活躍した作曲家。ギター曲などの小品で有名。作風…』
Tapray, Jean-Francois:タプレ[1737?-1819?] 『鍵盤奏者としても著名だった古典派時期のフランスの作曲家。…』
Tchaikovsky, Peter Ilyich:チャイコフスキー[1840-1893] 『ロシア音楽史上最大の作曲家。当時のフランスの色彩的な曲…』
Tcherepnin, Alexander:チェレプニン[1899-1977] 『ロシア生まれ。フランスなどを経て米国在住。 ピアニストとしても活躍…』
Telemann, Georg Philippe:テレマン[1681-1767] 『バッハ、ヘンデルと並ぶドイツバロック音楽の大作曲家。…』
Thomson, Virgil:トムソン[1896-1989] 『コープランドとともに20世紀アメリカの保守派音楽を代表する作曲家。指揮者、批評家と…』
Tippett, Michael:ティペット[1905-1998] 『ブリテンと並び20世紀英国を代表する作曲家の一人。作風は保守的。…』
Torelli, Giuseppe:トレッリ[1658-1709] 『イタリア、ボローニャの作曲家。独奏楽器1つ、急緩急の3楽章、といった現代に通じ…』
Turina, Joaquin:トゥリーナ[1882-1949] 『スペイン国民楽派を代表する作曲家の一人。作風は非常に保守的。室内楽作品を多く残し…』
Vaughan Williams, Ralph:ヴォーン・ウィリアムズ[1872-1958] 『英国近代音楽の代表的作曲家の一人。自国の古典や民謡を…』
Verdi, Giuseppe:ヴェルディ[1813-1901] 『イタリアが生んだ古今最高の歌劇作家。「オテロ」「アイーダ」「リゴレット」など、現…』
Vierne, Louis:ヴィエルヌ[1870-1937] 『フランスのオルガニスト、作曲家。フランクのスタイルを受け継ぐオルガン曲を多数書いた。…』
Villa-Lobos, Heitor:ヴィラ=ロボス[1887-1959] 『ブラジル音楽をクラシックの世界に持ち込んで成功した最初の作曲家にして…』
Vivaldi, Antonio:ヴィヴァルディ[1678-1741] 『イタリア後期バロック最大の作曲家。夥しい数の協奏曲スタイルの作品を残してい…』
Wagner, Richard:ワーグナー[1813-1883] 『「ニーベルングの指輪」「ローエングリン」「トリスタンとイゾルデ」など、濃密で感覚…』
Walton, William:ウォルトン[1902-1983] 『ブリテンとほぼ同世代の英国作曲家。近代的・刺激的な作風からスタートし、戦後はもっ…』
Warlock, Peter:ウォーロック[1894-1930] 『本名はフィリップ・ヘスルタインで、そちらの名義でも歌曲などを出版している。36歳…』
Weber, Carl Maria von:ウェーバー[1786-1826] 『歌劇「魔弾の射手」などによりドイツロマン派の創始者と位置づけられる作…』
Webern, Anton:ヴェーベルン[1883-1945] 『シェーンベルク、ベルクとともに12音技法を中心とする新ウィーン楽派を形成する作曲家…』
Weill, Kurt:ワイル[1900-1950] 『ドイツ生まれのユダヤ人作曲家。「三文オペラ」で有名。ナチス弾圧を逃れて米国に渡って以後、現代…』
Weiner, Leo:ヴェイネル[1885-1960] 『ドイツロマン派の流れを汲む保守的作風のハンガリーの作曲家、教育者で、門下にはショルティ、…』
Wieniawski, Henryk:ヴィェニャフスキ[1835-1880] 『ポーランド出身のヴァイオリニスト、作曲家。わずか8歳でパリ音楽院に入…』
Wiren, Dag:ヴィーレン[1905-1986] 『弦楽セレナード1曲が有名なスゥエーデンの現代作曲家。新古典派のスタイルによる室内楽作品も多…』
Wolf, Hugo:ヴォルフ(フーゴ)[1860-1903] 『ドイツ後期ロマン派が産み落とした孤高の歌曲王。精神病患者の収容所で42歳で亡くなる…』
Wolf-Ferrari, Ermanno:ヴォルフ=フェラーリ[1876-1948] 『ドイツで成功したイタリア人作曲家。現在では歌劇「マドンナの…』
Yoshimatsu, Takashi:ヨシマツ(吉松隆)[1953-] 『耳に心地よい音楽を書き交響曲は海外レーベルでCDシリーズ化され、…』
Zemlinsky, Alexander:ツェムリンスキー[1872-1942] 『シェーンベルクの師としてその名を知られる作曲家、指揮者。ただし、…』
Zimmermann, Bernd Alois:ツィンマーマン[1918-1970] 『第二次大戦後ドイツでもっとも重要な作曲家。既存作品、朗読など…』

演奏披露の場を見つけたい

「演奏会を目指す・目指さない」という話も出たが、それでもまあ、演奏会は楽しい。学園祭や村祭りが楽しいように、楽しい。準備も楽しいし、当日も楽しいし、終わった後に手の中に残る思い出も楽しい。

さて、そういった機会をどのようにして見つけていくか?

普通にホールなどを借りて企画していく手順はだいたい想像がつくであろうから、ここではあまり会場費などに自腹を切らずに演奏できる事例をいくつか挙げておきたい。

まずは、「飲食店」でやらせてもらう、というパターン。
パーティー慣れしている人気店で相談をすると、すぐに「会場をお金をもらって貸す」話に突入してがっかりさせられることも多いけれど、いくつものお店に丹念にあたっていくと、ときどき「じゃあ共同企画で」などと前向きに演奏の場を与えてサポートしてくれるお店に出くわすことがある。
そのお店のコンセプト次第で演奏曲目に若干の縛りが出ることは覚悟がいるが、特に地方都市では絶対に挑戦してみるべき分野と思われる。

また、同じく「学校」も良い狙い目だ。こちらは音楽教室という形態に自動的になってしまうが、それはそれで決して気分の悪いものではない。手抜きなど絶対できないのも、普通のコンサートと同様。
音楽教室の演目は、半分を音楽教室専用に固定しておくと準備がラクだ。ときどき、なぜか律儀に音楽教室イベントの都度にまったく違うプログラムを並べる努力をしている団体があるが、これは手間の割には報われない練習になりがち。割り切ってMCまでいつも同じプログラムにしておくべきだろう。
そして残りの半分に、その折々の自分たちが取り組んでいるクラシック曲を持ち込めばよい。
音楽教室用のメニューは、人気のポップスやディズニー・宮崎アニメ曲など、ウケを狙うアレンジ曲に、楽器紹介など。余談になるが、弦楽四重奏でも「あなたも指揮者」という、オーケストラの音楽教室によくあるコーナーを成立させることはできるので、ぜひお試していただきたい。

この音楽教室パターンを持ち込ませてもらえる施設・団体は少なくない。
老人ホーム、養護系の病院の慰問は、あなたに一定水準の技量があって曲目選定さえ間違えなければ、常に歓迎されるものであることは覚えておいてよいだろう。
行事に飢えている子供会や商店街も多い。
普段からいろいろな人に話をしておけば、声をかけてもらえる機会は想像以上にあるものだ。

もう少し普通にクラシック音楽好きの人達に聴いてもらいたい、という場合には、地元の公民館の事務の人などに相談するのもよい。地域の合同音楽祭、といった知られざるイベントを紹介してもらえる可能性は決して少なくない。

ところで、単純に聴衆の数を増やすことが主眼なら、普通のホールや公民館で行う演奏会でも、チラシを近辺の家々の郵便受に配布しておく、という手がある。どうせ無料で行うというケースが圧倒的に多いだろう。無料なら、100軒も配れば必ず4~5人は物見高い人たちが来てくれるものだ。
演奏会場の近隣の家に、というのがポイント。
そして、もし自分たちの音楽に自信があるなら、演奏会当日にアンケートを書いてもらい、次の演奏会前には記入いただいたアドレスにメールやハガキで事前案内を送ることで輪を広げていくことができるだろう。

アマチュア音楽家でも「町の名士」ぐらいにはなれるかもしれない。いろいろがんばってみよう。

海外楽譜の通販に挑戦してみる

クラシックの輸入楽譜は、さまざまなお店の努力にもかかわらず、国内全体の取扱量が小さいせいか、なかなか安くならない。この傾向は、知名度の低い曲の楽譜になるほど顕著だ。
そこで、海外の通信販売サイトから自分自身で直接買うことに挑戦してみる意義も出てくるわけで、とりあえず英語サイトとして最もポピュラーなSheet Music Plusの購入手順を以下にご紹介したい。
(以下は08年春頃のもので、実際の操作は画面をよくお読みいただき、自己責任にて挑戦願います。)

[手順]
1:ショッピングカートに追加
 買いたい楽譜のページ上で数量(Quantity)を確認の上「Add to Shopping Cart」をクリック。

Smp1_2



2:カートの中身を確認
 カートの中身の表示に切り替わったら、内容(赤丸囲みのエリア)を確認。
 ここで、まだ他に買い物がある場合は「continue shopping」(青丸囲みのボタン)をクリックすると商品選択画面に戻ることができる。

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3:日本を送り先に指定して精算へ
 他に買う物が無く、そのまま精算に進む場合は、「Select shipping destination」のボックスから送り先「Japan」を選んだ上で、「Crick Here to Proceed」(赤丸囲みのボタン)をクリック。

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4:送る方法を指定
 物品を送る方法の指定画面で、好みの方法を選択。
 提示されている3種類はいずれも航空便で届くまでの日数だけが違うもの。よほどの急ぎではない限り、一番上の「BUDGET AIR/GROUND」を選んで送料も節約したいところ。
 選び終わったら下の「Click Here To Checkout」をクリック。

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5:支払方法を指定
 次の画面では支払方法と送り先を指定。
 「Select a payment method」ボックスは支払方法の指定。3つの選択肢の内、唯一実用的なのは一番上のオンライン上でカード情報を送る「CREDIT CARD - ON LINE」なので、これを選択する。
(この時、すでにSheet Music Plusのアカウントを持っている場合には、右側(青枠)の「Express Checkout」にID代わりのEメールアドレスとパスワードを入力して「Sign in」ボタンをクリックすれば、以下6~8の手順は省略できる。)

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6:送り先を指定
 同じ画面の少し下、「Enter shipping information」ボックスの中に送り先を記入。
例えば、〒170-0001東京都千代田区大手町1-2-3の山本太郎さん宛の場合、以下のように各欄に入力。
  「Name」欄 →「Taro Yamamoto」
  「Address Line 1」欄 →「1-2-3 Otemachi」
  「(optional)Address Line 2」欄 →(空白で可)
  「City」欄 →「Chiyodaku」
  「State, Province or Region」欄 →「Tokyo」
  「Zip or Postal Code」欄 →「170-0001」
  「Telephone Number」欄 →(普通に日本国内の電話番号をそのまま記入で可)
 また、その下の二者択一の選択ボタンについては、通常は支払人と送り先は同一なので、「My shipping address is the same as my billing address」を選択。

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7:確定したら次の画面へ
 そのまま一番下の「Click Here To Proceed」をクリック。

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8:カードの情報を入力
 次の画面では支払に使用するクレジットカードの情報を入力。
 「Expiration month」「Expiration year」はカードの有効期限。カード上には「mm/yy」月/年 の順番で書かれているので要注意。
全てを入力し終わったら下の「Click Here to Go to Order Review」をクリック。

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9:内容を再確認して注文完了
 最後にすべての情報がまとめて表示されるので、値段「Order Summary」、送り先住所「Shipping to」、支払人住所「Billing Info」などを良く確認。この時、予想到着時期が「About how long before I get my package?」欄に表示(青丸囲みの部分)されているので、参照しておく。
 すべての確認が終わったら、一番上にある「Click here to complete your order」をクリックすると、注文は完了する。

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演奏会を目指す? 目指さない?

ある程度固定のメンバーで合奏を続けるとする。さて、演奏会を目指すか、目指さないか。 あまり考えずに集まることも多いはずだが、これはけっこう議論に値するテーマかもしれない。

演奏会を設定すると、練習の目標ができ、テンションは一時的にせよけっこう高まったりする。惰性を排してちゃんと仕上げようという意識が、演奏的にも良いものをもたらすだろうし、イベントに向け、徐々に活動を盛り上げていくのは、なかなかいいものだ。
そして、うまくいってもいかなくても、演奏会後の一杯は格別だ。
その反面、準備はたいへんだし、会場等金銭的な負担もばかにならない。それゆえ、演奏会開催頻度もおのずと限度があり、ひとつの演目を長く練習することにもなりやすい。

一方、演奏会を目指さないパターンとはどのようなものか?
団体を作ったら演奏会はやるもの、という固定観念がある人向けに、一応よけいな説明をしておくと、これは演奏会を義務と考えず、弾き散らかす喜びのほうを重視して運営するものだ。
ひとつの曲の練習は、せいぜい2、3回。飽きたら次の曲にすぐ移る。
ハイドンやモーツァルトの弦楽四重奏全曲制覇、といった遊び方もおもしろい。
深みの無い演奏にはなるし、極端に難易度の高い曲には取り組むことはできないが、代わりに、多くの名作をつまみ食いできるという喜びがあるわけだ。
個人練習の時間が取れない奏者にとっては、練習の回数をあまり多く重ねても実は意味がなかったりするので、このような合奏遊びも決して否定されるべきものではないものと思う。
とにかく、これはこれで非常に楽しい。

少しジャンルの違う話だが、管理人の知り合いで、外国勤務中に入ったアマオケが、毎回初見大会だけをやる目的で運営されている団体だった、という人がいる。数か月先まで曲目を事前に公表しておき、申し込み順にパートなども決めるのだそうだ。指揮者は音大生をおそらく無給で使用。事務局や楽譜コピーのためにだけ参加費を払うという運営形態なのだろう。 そこまで徹底していなくても、年1回の演奏会の直前以外は毎回初見大会で楽しんでいます、というようなアンサンブルは国内にも少なくないのではないか。ともかく、ひとつの運営パターンとして立派に成立しているということは、知っておいてよいだろう。

どちらを目指すべきか、決まった人とアンサンブルをやっていこうという際には充分に議論する価値がある話題のように思うが、いかがか?
ある程度固定のメンバーで合奏を続けるとする。さて、演奏会を目指すか、目指さないか。 あまり考えずに集まることも多いはずだが、これはけっこう議論に値するテーマかもしれない。

演奏会を設定すると、練習の目標ができ、テンションは一時的にせよけっこう高まったりする。惰性を排してちゃんと仕上げようという意識が、演奏的にも良いものをもたらすだろうし、イベントに向け、徐々に活動を盛り上げていくのは、なかなかいいものだ。
そして、うまくいってもいかなくても、演奏会後の一杯は格別だ。
その反面、準備はたいへんだし、会場等金銭的な負担もばかにならない。それゆえ、演奏会開催頻度もおのずと限度があり、ひとつの演目を長く練習することにもなりやすい。

一方、演奏会を目指さないパターンとはどのようなものか?
団体を作ったら演奏会はやるもの、という固定観念がある人向けに、一応よけいな説明をしておくと、これは演奏会を義務と考えず、弾き散らかす喜びのほうを重視して運営するものだ。
ひとつの曲の練習は、せいぜい2、3回。飽きたら次の曲にすぐ移る。
ハイドンやモーツァルトの弦楽四重奏全曲制覇、といった遊び方もおもしろい。
深みの無い演奏にはなるし、極端に難易度の高い曲には取り組むことはできないが、代わりに、多くの名作をつまみ食いできるという喜びがあるわけだ。
個人練習の時間が取れない奏者にとっては、練習の回数をあまり多く重ねても実は意味がなかったりするので、このような合奏遊びも決して否定されるべきものではないものと思う。
とにかく、これはこれで非常に楽しい。

少しジャンルの違う話だが、管理人の知り合いで、外国勤務中に入ったアマオケが、毎回初見大会だけをやる目的で運営されている団体だった、という人がいる。数か月先まで曲目を事前に公表しておき、申し込み順にパートなども決めるのだそうだ。指揮者は音大生をおそらく無給で使用。事務局や楽譜コピーのためにだけ参加費を払うという運営形態なのだろう。 そこまで徹底していなくても、年1回の演奏会の直前以外は毎回初見大会で楽しんでいます、というようなアンサンブルは国内にも少なくないのではないか。ともかく、ひとつの運営パターンとして立派に成立しているということは、知っておいてよいだろう。

どちらを目指すべきか、決まった人とアンサンブルをやっていこうという際には充分に議論する価値がある話題のように思うが、いかがか?

アンサンブルとお金の話

あまり俗世間的な話題は弦アンサンブルを楽しもうという趣旨の本サイトにはそぐわないことはわかっているのだが、一定の仲間とアンサンブルを続けるとなると、やはりいろいろな負担の話は避けて通れない。
特にお金は、昔から「友達に金を貸すな」という言葉があるように、些細なトラブルもすぐに友情を永遠に壊す後味の悪い事件にしてしまうような怖い面もあるもの。なかなか馬鹿にできない。

結論から言おう。

全ての金銭的負担は発生都度にいちいち割り勘払いとすること。少々面倒で格好が悪いが、これに尽きる。
コピーや郵便代、会場代など、アンサンブルの活動を続けると出費は多い。遠慮したり、負担話を貯め込んだりすると、結局ぎくしゃくした感情も残すことになる。金で解決できることは、この際金で解決しましょう。

なお、会費の規則や会計を設けることは常設の大規模団体には不可避かもしれないが、たまに演奏会を持つだけのアンサンブルでは、かなり大人数の場合でも、この「その場割り勘方式」で対応できる。会計係は周りから見える以上にたいへんであることは、多くの人に知ってもらいたいと思うのである。

弦楽曲の最近の演奏頻度を調べてみた

現在アマチュアの弦楽団体ではどのような合奏曲が弾かれているのだろうか。
ウェブ上で非科学的方法により抽出した全国20数団体の、2003年~2007年における延べ約100回の演奏会の記録からデータを採ってみた結果をご紹介したい。

ベスト10の順位は以下の通りとなった。

[過去5年間の弦楽曲全国アマチュア演奏頻度]

順位回数作曲者楽曲
第1位18ブリテンシンプルシンフォニーOp.4
第2位15レスピーギリュートのための古代舞曲とアリア第3組曲
第3位12チャイコフスキー弦楽セレナード ハ長調Op.48
同上12モーツァルトセレナーデ第13番ト長調K.525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
第5位11ヴィヴァルディ「和声と創意の試み」Op.8-1ホ長調「春」
同上11エルガー弦楽セレナード ホ短調Op.20
同上11グリーク組曲「ホルベアの時代から」Op.40
同上11ドヴォルザーク弦楽セレナーデ ホ長調Op.22
第9位10モーツァルトディヴェルティメント ニ長調K.136
第10位9芥川也寸志トリプティーク

演奏時間や難易度の手頃さゆえか、ブリテンとレスピーギの強さが際立っている。実に全演奏会の3割でこの2曲の内のどちらかが取り上げられた格好で、当データベースでの「★★大定番」の名に恥じない存在感を示している。

チャイコフスキーとドヴォルザークの2大セレナーデ対決は、今回はチャイコフスキーに軍配。グリークのホルベルクと合わせ、演奏会のメインを張る存在であることに揺るぎは無かった。

世間的に見て新しい顔ぶれと思われるのはエルガーのセレナードと芥川也寸志のトリプティークか。
もちろんそれぞれに以前から十分な有名曲ではあるが、ここまでの頻度で取り上げられていることに意外さを覚える人は少なくないのではなかろうか。
2003年がトリプティークの作曲・初演50周年だったこと以外に機会的な要素は見当たらず、こちらもブリテン、レスピーギ同様、ある種の手軽さがプログラム編成上で優位に働いているかもしれない。

第11位以下には、次のような曲目が並ぶ。

回数作曲者楽曲
8グリーク2つの悲しき旋律Op.34「胸のいたみ」「過ぎた春」
8パッヘルベルカノン ニ長調
7アンダーソンプリンク・プランク・プランク
7ヴィヴァルディ「調和の霊感」Op.3-11ニ短調
7コレッリ合奏協奏曲Op.6-8ト短調「クリスマス協奏曲」
7バッハブランデンブルク協奏曲第3番ト長調BWV1048
6ヴィヴァルディ「和声と創意の試み」Op.8-4ヘ短調「冬」
6バッハ管弦楽組曲第2番ロ短調BWV1067
5ヴィヴァルディ「和声と創意の試み」Op.8-2ト短調「夏」
5ヴィヴァルディ「和声と創意の試み」Op.8-3ヘ長調「秋」
5ヴィヴァルディ「調和の霊感」Op.3-6イ短調
5シベリウスアンダンテ・フェスティボ
5シューベルト弦楽四重奏曲第14番ニ短調「死と乙女」
5バッハ管弦楽組曲第3番ニ長調BWV1068(「G線上のアリア」)
5バルトークルーマニア民族舞曲Sz.56
5モーツァルトディヴェルティメント ヘ長調K.138
5モーツァルトディヴェルティメント変ロ長調K.137
4ヴィヴァルディ「調和の霊感」Op.3-10ロ短調RV580
4ウォーロックカプリオール組曲
4ヴォーン・ウィリアムズグリーンスリーブスによる幻想曲
4スーク弦楽セレナーデ変ホ長調Op.6
4ニールセン弦楽のための小組曲イ短調Op.1 FS6
4バーバー弦楽のためのアダージョOp.11
4バッハ2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調BWV1043
4バッハヴァイオリン協奏曲第2番ホ長調BWV1042
3アルビノーニアダージョ ト短調
3ヴィヴァルディ「調和の霊感」Op.3-2ト短調RV578
3エルガー序奏とアレグロ ト長調Op.47
3武満徹3つの映画音楽
3バルトーク弦楽のためのディヴェルティメントSz.113
3ヘンデル合奏協奏曲Op.6-1ト長調
3ホルストセントポール組曲Op.29-2
3ホルストブルックグリーン組曲
3マーラー交響曲第5番嬰ハ短調より第4楽章アダージェット
3メンデルスゾーン弦楽のための交響曲第9番ハ長調
3モーツァルトセレナーデ第6番ニ長調K.239「セレナータ・ノットゥルナ」
3L.モーツァルトおもちゃの交響曲ハ長調

(以下、演奏回数3回未満は省略)


ウォーロック(カプリオール)、ニールセン(小組曲)、武満(映画音楽)あたりは、一部の好事家の趣味的な世界から一般的なレパートリーへ定着した新しい流れとして見ることができよう。嬉しい現象である。

シューベルトの死と乙女は、いずれもマーラー編曲による弦楽合奏版。水戸室内管が十八番としたことなどで、近年急速に楽譜や演奏が国内で一般化した様子が窺える

以上、管理人の感覚的な判断としては、総じてプログラムの多様化は若干ながら進んでいるのではないだろうか。今後も多くの隠れた名曲を聴衆にアピールして弦楽ファンをさらに増やすよう、各団体のますますの盛況をお祈りしたい。


余談
当初は当サイトの守備範囲に合わせて室内楽レベルも含めた調査とするつもりだったのだが、調査方法をウェブに頼るとなると、手軽な情報はグループ団体のホームページの「演奏履歴」を見ることぐらいしかなく、定常的に団体を組むことが少ないアマチュアの室内楽演奏記録を拾うのは容易ではないことがわかった。室内楽の場合、演奏会を目指さない楽しみ方が少なくないことも背景にあろう。
室内楽というジャンルの一面をよく表している話とも言えそうだ。



備考
  • 対象団体の抽出は、検索エンジンの上位ヒット、記録の採り易さ等を元に、有名団体、小団体をバランスさせたもので、あくまでも非科学的、恣意的な方法による。
  • 2003年~2007年の5年間の演奏会記録を対象。
  • ただし、臨時小編成での室内楽演奏、内々での小規模演奏会、などは集計外とした。
  • 全楽章を通奏しない場合も1回にカウントしてある。
  • 演奏曲目中、ポップス等の明らかな編曲物は対象から除外した。

「あがり」を対策する

「なにか合理的な『あがり』克服方法があるのではないか?」
近年、行き当たりばったりに本番を迎えるそれまでの生活スタイルを止め、心を入れ替えてあれこれ調べ、熟考し、努力を重ねてみた結果、それなりに対応の道もあることがわかってきた。以下、長らく人前で弾くことを苦手としてきた管理人の、体験的「あがり」克服術。
1.どうせ実力の半分程度しか出ないものと割り切る
本番の方が集中力が高まって良い結果になる、といった話は、普段の練習時に真面目に取り組んでいない人間の台詞なのであって、練習以上の結果が出ることは無い。
実際これは真理であるし、またこのように割り切ることで冷静に様々な対応を考えられるようになる。
「10回弾いて1回失敗するようなパッセージは必ず本番では失敗するものだ」ぐらいに諦めておいたほうが、身の丈にあった演奏ができるのだ。
2.「普段と違う自分」を初めから計算に入れて奏法を設定する
前項の割り切りと関連する話だが、本番の自分は普段と違う自分であることを前提に、その「本番の自分」に最適な奏法を選んでおくこと。
例えば、多少素人臭くて格好が悪くても難しい指使いは避けたり、無理な重音はこっそり間引きしておいたり、手が震えても大丈夫な弓の位置になるボーイングを選んでおいたり、という工夫をしておくのである。これが心の余裕をもたらしてくれる。
ギャンブルをするから緊張するのだ。
3.本番1週間前は練習より休養
毎日楽器を練習できる時間の余裕があるアマチュアはあまりいないだろう。そういう人間が、本番直前にだけ不慣れな「集中的練習」をやっても調子が狂うだけ。最初から本番前1週間程度までに必要なレベルの全ての練習を完了させる、ぐらいのスケジュール配分にしておき、直前はむしろ睡眠を十二分にとって鋭気を養うことに専念したほうが良い。
これには、脳のメカニズムに基づいた2つの理由がある。
1つ目は、疲れは集中力を削ぐ、ということ。
あがりとは、実は目の前の演奏行為に集中していないという現象なのであり、集中を妨げるものは全て「あがり」を助長する要因になるからだ。同じ理由で、あがらないことを狙って本番前に飲酒するのも逆効果になることが多い、ということも知っておきたい。
2つめは、演奏時に必要な「技術=体の動作」というものは、単純に練習するだけでは身につかず、よく脳を休息させることで初めて定着するものだ、ということ。
寝る直前の暗記物が寝たことで記憶に定着する、という試験ワザは有名だし、練習し続けてもできなかったことが、日を置いてから弾いたら急にできるようになっていたということは皆経験のあるところだろう。
人間の脳は、睡眠中に記憶のデフラグのようなことを行い最適化しているらしい。体の動作をコントロールするソフトも、これにより最適化されるようなのだ。
とにかく、直前に睡眠を削って練習してもロクなことはないのである。
ただし、これはあくまでも普段あまり練習できていない人の話。もともと毎日しっかりやっている人は、当然ながら普段と同じペースで練習をしながら当日を迎えることでよい。
4.舞台に出る前には運動をする
神経症の悪化の回避方法として勧められている事として「とにかく体を動かす」というものがある。静かにじっとしているからよけいなことを考えたり無意味な心配が生じたりするのであって、運動により人間本来の生命の調子を取り戻し、精神的不調を克服できるのだ。
これが、あがりの防止にも極めて有効。
だいたい「準備運動をせずに体の能力を全開させることなどできない」ということでもあるわけで、スポーツの前と同じ感覚でやってみるとよい。もちろん息がきれるまでやるのは逆効果であろうが、ストレッチ、ラジオ体操、ウォーキング、など、自分に合う軽めのものを試してみていただきたい。
5.根本原因は単なる練習不足であることを良く認識する
あがる根本原因を突き詰めていくと、精神力が弱いといった話では全くなくて、結局のところ「練習が不十分であるために自分の演奏の安定度に信頼がおけない」という構図に行き着く。
管理人自身も冷静に過去を振り返ると、「10回弾けば必ず10回失敗せずに通せる」ようなレベルまで練習をせず、本番に臨むことのなんと多かったことか。
そう、単に「練習不足」→だから→「あがる」というだけのことなのである。
この最後の「気づき」が最も重要。実際、原因がわかると、なんとなく諦めがつくというか、落ち着きませんか?